2013/10/24

インユーテロ / In Utero みたいな爆裂ギターサウンドをJC120で作っちゃうぞ!その4



さて、早速ですが続きです。


で、今回の場合

ここまで話した様な位置付けになるセンドリターンへ歪系エフェクターをぶっつなぐわけですが

歪み系エフェクターのボリューム/レヴェルツマミはアンプのマスターボリュームでドライブはアンプのゲインに相当する感じで

ここで一応おさらいで説明

ちょっとややこしい感じに聞こえますが

こうなると

アンプのボリュームも含めて

音量を司るツマミが

今回はJC120でチャンネルリンクを使用の上なので

都合上、3つ

更にゲインの調節が

アンプ側ch2で1つ

エフェクター側で

自分の場合RATもしくはMicro Metal muffなんで1つ

そしてトーン関連のツマミでいうと

JC120側でch1 ch2を合わせて6つ
エフェクター側で1つ

トーンに関連するスイッチが

JC120のブライトスイッチが
ch1,2それぞれに1つづつ

Micro Metal muffだった場合はエフェクターに1つ

あとはJC120のコーラスエフェクターとリバーブのかかり具合の制御

ほか歪み系以降の接続エフェクターとしては

スモールクローン(コーラス)
ダンエレクトロのリールエコー(ディレイ)
ホーリーグレイル(リバーブ)

これらは微調整はするものの
直列接続時とほぼ同じままです

とはいえ

いじれるツマミがいっぱいでワクワクするでしょ? 笑

うげー って感じかな? 笑

という具合に、結構複雑っぽいんですけども

ここまで説明した感じで
順序だててアンプのセッティングからが行われていれば

実はシンプルなんで簡単です

歪み系エフェクターのボリューム設定だけがデリケートといったところですね



既にプリ部を通り抜けた後に、この接続の初段で歪が挿さるわけですから

プリともパワーアンプとも捉える事も出来る様な事なんですけど

このパターンを

プリ → プリ → パワー

みたいな表現では良く語られますが

というよりは

どちらかといえば

自分の感覚からすると、歪系がそこにささった場合には

プリ → プリパワー → パワー

って感じの印象に近いような感覚ですね

と思えば

歪み系エフェクターのトーンツマミは

最終的なHi成分の開きや絞りをトータルで制御するマスタートーンと考えると

これも対して複雑では無くなりますね

が、何度も言いますけれども

これは本来正しい接続方法ではありません

センドリターンに歪系のエフェクターを繋ぐ事は普通しません

飛んだ事はないとはいいましたが

トランジスタといえども

インピーダンスを結構無視してるところもあるので

予期せぬトラブルもはらむ可能性あり を考慮して下さい

でも、このセッティングを勧めているという矛盾 笑

それくらい面白い接続方法だし、驚愕のサウンドを得られるという事なんですけど

正しい方法では無いです

あしからず。

で、まぁ今回説明している方法だと

プリアンプとエフェクターの立ち位置が入れ替わる感覚?とでもいうかな?

なので

軸となるトーン決めの最終位置でかかる事になる歪エフェクターの特性が、サウンドカラーにほぼダイレクトに反映されるとでもいうか

エフェクターの作用的には

さっきも触れたように

アンプでいうところのゲインがエフェクターのドライブで、レヴェルツマミはアンプでいうパワー部のマスターボリューム的作用として反応する感じが今回の接続方法による作用という印象です

上手く音が作れた場合、エフェクターのかかり具合や出来上がるサウンドについては、かなりエグくてワイルドな (笑) 感じです

それにさっき言った様に
インピーダンスの適応する値が…とか…

ま、その辺はいいや

より電気的で細かな話しについては、そっち系に明るいサイトとかブログがあると思うのでそっちで調べてみてください

そんな点もあり

センドリターンに繋いだ歪系エフェクターのボリュームの取り扱い、いきなり上げすぎるのには注意が必要だというわけでもあります

ボリューム/レベル=出力レベル
ドライブ/ゲイン=入力レベル

と考えると良いかもしれない

出力を上げすぎれば、当然アンプへ負荷が掛かる

アンプが飛ぶとか飛ばないとか
その辺りも、この辺の話が関わりますが

ここから先は、その辺り
細かく気にしすぎない流れで…

このある意味「暴挙」へ付き合える方のみ更に読み進め、自己責任の元でトライ願います。


と、いう事で

いよいよ、最終章へ進みます。

インユーテロ / In Utero みたいな爆裂ギターサウンドをJC120で作っちゃうぞ!その5 へ続く...

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