2013/11/19

今からやれる宅録DTMの勧め その1




素人はムリ?

スタジオじゃないから出来ない?

あんな機材やこんな機材全部揃えないといけないの?

関係ないね!


ちゅーわけで

本日からは

「今からやれる宅録DTMの勧め」


また、極端で
ある意味偏った視点からお送りします


さてさて

宅録ってなぁに?

っていう方もいるでしょう

という事で

今回はそのあたりを中心に

ザクっと説明を進めて行こうと思います

さて

その宅録/DTMですが

ま、読んで字のごとく

宅で録なんで

自宅で録音する
自宅でレコーディング
DTM
デスクトップミュージック

なんてわけで

スタジオじゃなくて、家でレコーディングとかデモ制作をしちゃおうぜ!

っていうのが

いわゆる宅録 かな?と

んなの知っとるわ!って?

まぁまぁ ちょっと聞いて下さいな

俺が当たり前な方法を解説するワケがないじゃない? 笑

皆知らないか、言われてみたらなるほどね〜 なんていう方法を解説するので

まぁ 聞いて下さいな


とはいえ

まずは当たり前の解説から


この宅録って

最近は安価でハイスペックな機材の登場もあいまって

人が人なら

10年とは言わないまでも20年ひと昔前なら考えも出来なかった様な相当なレベルまで作品クオリティを追求したモノをつくれちゃうところまで来ちゃったわけですね

自宅をスタジオ化しちゃうなんて事も随分気軽というか

予算もそこそこに

思っているよりも手軽に出来てしまう様な感じで

そういう方も沢山いる事と思います

自分もデスク上とデスク周りという規模とはいうものの

自室(娘と兼用ですが 笑)にはこれまでに色々と実用する為に集めた機材が設置され

卓上RECスタジオ化している感じで

更に、自宅近くの実家の自室にはマーシャルのJCM900のヘッドとキャビネットが鎮座、他に中型アンプや小型のヘッドアンプなども並び、縦に重ねれば冷蔵庫よりもデカイんじゃないか?という様なJBLのスタジオモニターや、大型のオーディオ機器が所狭しとあるという

家族から大のつくヒンシュクものの状態…



ギターやエフェクターなんかもかなりの数があったりと

そんな感じですが

これは長らくバンドをやって来た事で、そこそこの年月をかけ少しずつ揃えられたものなので

同じ様な機材持ちの人達が普通に多くいるとは思ってはいませんが…

それはそれとして

実際、楽曲制作や作品作りとなると
以前(当時)はそれらをスタジオに総動員して行なって来たわけでした

で、そこでですが

この数年はそういう環境から離れたのもあったりなど

作りたい音楽の様式というか方向性が、そういった環境までを必ずしも必要としなくなったのも重なり

今では制作スタートの開始場所(環境)はどこでも良くなった感じです

極端にいえば

それこそトイレでも道端でも

という感じで

リアルにどちらでも曲を作る作業をした事があるわけですが 笑

で、そんな時

一見、制作環境の整っていないそういった状況下だとして、最低でもコレがあればひとまずオッケーとなる物なのが

いまこの記事を書いてもいる

iPhone(4s)

※ 3gs でも5でも5sでも5cでもOK、極論をいえばスマホがありゃぁOKでもある

それと、ある程度落ち着いた環境で作業を出来る状況下であれば

随分前に購入した

Macbook(2008年モデルが出た時に値下がりしたので買った2007年モデルでProじゃない方)

場合、状況によっては2006年あたりのモデルになるiMacだったり、




Windows PC だったりと



自宅や出先にあるモノを使って作成作業を行ってしまいます

なので特に拘りはありません。

とはいってもギターなんかの道具を必要とする録音は

さすがに事前に素材として用意が無い状況で無理なRECをしたりはしませんが

アコギくらいなら適当なマイクで録っちゃう事もありますね

というこのスタイルがまず基本

ま、最低でもこの環境があれば
現状の自分としてはスタートとしてかなり贅沢なくらいです

俺から言わせれば、もうセレブな宅録の領域です

※これ(PC/MAC)も極論いえば無くても良い。 後ほど触れます。

ひと昔前じゃ、こうは行かなかったなぁ と 最近しみじみと思います


と、まぁ

俺の場合ならこんなところで

この環境になるまで金にせよ何にせよ自分としては随分と頑張ってみた感じです 笑

なのでこんな環境まで持ってゆくのは

誰でもというワケにはいきません

安くなったとはいえMac/PCはそこそこの出費が必要ですからね

どちらもない環境って、音楽やっている様な人の場合に最近ではあまり無い様な気もしますが

そういった場合ですね

そこでなんですが

言ってしまえば まぁ

iPhoneがあればとりあえずOKって感もあるかなぁと

音楽系のアプリでかなりなトラックが作れちゃいます

もちろん極論だけどね

俺はかなり常用&重宝してて

でもちゃんと演奏してんだぜ?
打ち込みとかって簡単にかたづけちゃぁいけない

単なる自動演奏では無いのだよ

MIDIデータで保存されるだけで
演奏はしてるんですのよ? と

まぁ、そのあたりはいいや 笑

ほかには、ちょっと気分変えたい時に

YAMAHAのカセットMTR(マルチトラックレコーダー)やKORGのハードディスクレコーダー/MTRを稀に使いもしますが

要は、手持ちの機材を全て楽器として捉えて楽曲制作に活かすワケですね

楽器が無くとも何とかなる ってワケです

更なる極論をいえば、楽器が演奏できなくてもまた然りです

皆が考えている楽器ではなくても
音楽を自分の手を使って奏でられるモノであれば

それは全て楽器だし

結果、自動で演奏させても
自分で組み立てたループやなんかは全て自分の演奏なんで

そんな小さな所に拘りという名の壁を作らない事をお勧めします

音楽を聴く・演奏する事だけが音を楽しむ事では無く

作る事もまた楽しむべきモノです

いわゆる実際の生演奏を選んでも、コンピュータを駆使しても

現れる音や出来上がる楽曲のフレーズからニュアンス、グルーブ感まで

全て等身大の自分が出来上がるし

逆にいうと

それ以上も、またその逆にそれ以下にもなりません

なので グダグダと

打ち込みがどうのと言って壁を作らない事です

アナログとデジタルについても同じで

俺なんて全部大好きだもの 笑

悪しき、または根拠なき懐古主義は捨てましょう

そして古きも新しきも総動員して

音楽を楽しむ

これが大事です

はい、また偉そうなこと俺言った! 笑

いいんだよ

ここは俺のブログだから俺がルール ww


さて、そんなこんなで

現在の基本は

前述のiPhoneとMacbook

この2つ

時折、随分前に購入したAcerのWindows PC(OSはvistaで、7搭載のも所持しているものの、それは今のところwebプログラミングやコーディング専用機なので使ってない)

というのが俺の鉄板アイテムです

その作業の内訳は…


ラフスケッチにiPhoneアプリのiMASCHINEやTraktor DJ(iPhone版)やMac使ってならAPPLEのgarageband、他にはMacやWindows PCを使って無償のクラウドサービスで、WebブラウザGoogle Chromeの最近ではアプリと呼び名が変わった?エクステンション(プラグインみたいなもの)となるAudio Sauna、WebブラウザベースのクラウドサービスでHobnoxのAudiotoolとかも使用

と、これだけで十分完結できちゃったりもするんだけど

仕上げには使い慣れているソフト/DAWで完結なのがいつものセオリーです

DAWソフトはAbleton Liveの実質無償のバンドル版で

Ableton Live Lite

同時使用できるエフェクターの数制限やトラック数に制限などはあるものの、複数PCにインストールも出来るし、昔のMTRなんかを考えれば必要十分な程のトラック数と機能なので全く問題なし

おまけに無償版っていう

ほかにもバンドル版のcubaseやProtoolsとか、logicなんかのライトバージョンを持ってもいるけど

色々試してみた結果Ableton Live Lite に落ち着いてる感じです

これら自体は、オーディオインターフェースを購入時に付属していたモノ(そのオーディオインターフェース自体も¥20,000を下る安価なものに付属していたもの)や、安価なAKAIのフィジカルコントローラー(フィジコン)/MIDIコントローラーに付属していたモノです

※ Ableton LiveについてはAKAI製品に付属していたもの

と まぁ諸々列挙しましたが

ぶっちゃけ

作るだけというか

スケッチするだけとか

生楽器を導入しないのであれば

iPhoneアプリのiMASCHINEだけでも十分つくれちゃうのが実情だったりもして

しかも、しっかり拘れば

本ちゃんテイクとしても使えちゃうものが作れてしまうというのが本当のところであったりもします

マスタリングくらいはした方が良いかもしれないけどね

で、他には

特には触れなかったけど
高価などころか
マイクさえ要らないというか

要らなか無いけど、無きゃ無いで何とかなる

当然、求めるクオリティにもよるものの

クオリティといっても質の高低ではなくて

言葉間違ってるかな? 笑

素材として仕上げようと思った時の性質の方向性というところで

iPhoneやMAC/PCに備え付けのマイクがあれば十分だったりもする事もあるわけです

そこで大事なのが

我がブログ恒例のアイテム

もうこれは

言ってみれば自分の場合、高価な機材に匹敵するほどのもので

それが

アイディア

と、なります

ま、別名「思い付き」ともいう ww

良く言えばヒラメキ

キラメキじゃねーよ?

閃き ね


そして例えるなら

残り物や、冷蔵庫をパッと開いた時にあったモノでレストランにも負けない美味い料理を作るぞ!って感じ?

手持ちの機材/アイテムを駆使・活用+ アイディアでカッコいいのを作っちまえ!というワケですね。

なので

Mac/PCもしくはスマホ(iPhoneがベスト) or iPadとかのタブレットとか何かしら所持していた場合

予算とすれば ¥0〜数万円

フィジコンやオーディオインターフェイスを購入の必要は必ずしもではないけれど、その場合数万円程度かかりますわな

そして

これらのデジタル機器が全くないし、金もねーよってな場合

懐かしのダブルデッキのラジカセでもバンド内デモ程度であれば十分なモノが多重録音で作れます

高くてMTR買えなかった10代の頃良くやってんだけど、こんな貧しい方法でも(笑) やると曲作りで色々な実験もできて色んな発見があってかなり面白い

で、この場合

予算は更に¥0に限りなく近づきます

一発録りから多重RECまで可能だし

ハードオフなんかのジャンクコーナーとかオークションでカセットMTRを爆安購入するっていうのもありですね

これらの様なカセットテープ主体の場合は安くても良いのでマイクが必要だね

カラオケマイクとか会議録音用のちっちゃなコンデンサーマイクでも良いです

¥1,000も出せば十分なのが買えます

あとは

これも動きさえすればOKなジャンク品レベルのシーケンサー/リズムマシーン

そんな感じです

これでも格安で手に入れられたらトータルで¥2,000もあれば収まっちゃうんじゃないかな?

で、欲をいえば録音可能な懐かしのMDウォークマン

マスターでなんちゃってトラックダウン為るためと、シーケンサーでリズムオケとかを2mixで作るためね

ま、無くても良いよ

時代に逆行してやろうとか
変わった事してやろうとか
アナログのがどうだとか

そんな面倒臭い事を考えてやるのでは無くて

単純に今ある物とか、試しにでもチャレンジできる現実的予算でレコーディングというものを楽しんでみようぜ

というコンセプトです

それと

アレが無きゃ出来ねえだとか
というアイディアを持たないやり方や考え方が大嫌いー!

なので 笑

とにかく何事も楽しむ事から始まるという事から始めようと

そういう事ですね


と、次回からは、そんなあれやこれやを使った

アレやコレやの専門誌になんて絶対に載らない、お金のない中学生でもできる、ある意味で奇妙奇天烈 トンデモ宅録方法を、いくつかの例題と共に解説してゆこうとおもいます。

それでは次回からもお楽しみに〜