2014/11/23

演奏時、ギターの歪はボリュームでコントロールするのが良いのか?エフェクターで歪ませるのがベストか?



演奏時、ギターの歪はボリュームでコントロールするのが良いのか?エフェクターで歪ませるのがベストか?


演奏時の話ですが…


ギターの歪はボリュームでコントロールするのが良いのか?エフェクターで歪ませるのがベストか?



というような事で、玄人っぽいという事でギター本体のボリューム(ボリュームペダルでという人もいますが)で歪量を調節する方が良いという話が良く聞かれます。

このメリットについては、これまでに少し説明したことがあるように、どちらが絶対的にベスト、良い悪いとか上か下か、とか素人か玄人かという事ではなく、その目的により違ったりもしますし、その方法の両方を合わせて活用しているがプロギタリストの間では良くみられる方法です。

で、そのメリットって話ですが、それは単純に細かな歪ニュアンスやピッキングのニュアンスを表現できる音が出せる(作れる)という事で活用する意味があるという事ですね。

ですから、そうした細かなニュアンス調整の必要の無いタイプの音楽(曲)をやっているというような場合には、クリーンと歪の2極なセッティング、つまりはアンプのチャンネル切り替えやアンプをクリーンで歪エフェクターというようなセッティングでも良いですし、アンプ2台をラインセレクターで使い分けるなどの方法でOKでしょう。

アンプ直でだとしても、チャンネル切り替えを使わない!という方以外はボリューム調節の必要は無いですね。

というワケで、どちらにしても歪をボリューム調節を行いながらというのは奥の深い、ある種の一つの奏法的なところもありますので、けっこう難しいのは確かです。

イキナリやって上手く出来る様なものではありません。

でも、先ほど挙げたように、そうした事が必要でない音楽をやっていたとしても、演奏や音作りの幅が広がるという面では確実なところですし、自分の持っている(使ている)ギターの特性を良く知ることができ、音作りが向上する事にもつながりますから、このボリューム調節で歪量の調節を行うという方法はマスターしておいて損はないし、むしろマスターする事はベストな事だと思います。

DTMでエレキギターのライン録りはアンシュミ(アンプシュミレーター)必須か?



pod2


久々投稿ですが、趣を変えてブログ再開しようと思います。

さて

良く目にする事の多い質問…

「エレキギターのライン録りはアンシュミ(アンプシュミレーター)必須か?」

ですが…

これは狙いによってどちらとも言えます。

A案】ギター→歪系コンパクトエフェクター→インターフェース→PC なのか

【B案】ギター→アンシュミ(アンプシュミレーター)※ソフトでもハード(PODとか)でもOK→インターフェース→PC

なのかということですね。

これまでにもいくつか歪については取り上げましたが、「ラインの歪!」っていうようなものを狙うなら必ずしもアンシュミ(アンプシュミレーター)は必要ではありません。

しかし、その場合には後処理が面倒というかミックス処理が難しくなります。
なので、できればどちらの狙いにしてもアンシュミ(アンプシュミレーター)を活用する事がお勧めですし、もっとも簡単です。

ですから、コンパクトエフェクターを直挿しして録音はビギナーの方には不向きでしょう。

アンシュミ(アンプシュミレーター)でそうしたライン直挿しのようなサウンドメイクをして録音するのが最適といえます。

そうではなく、実験的な音楽や音像を目指しているなら、そのまま歪エフェクターから直挿ししてラインで歪ませて録音してしまうというのが、それはそれでベストな選択です。

その場合にはラインの場合、オーバードライブ程度でかなり歪む(そう聴こえる)ので、ディストーションまでを選択必要もないですし、狙いによっては、入力レベルを過大入力によって歪ませるというのも手でしょう。

いづれにしても狙いによって方法は変わってきますので、出来上がった音を確認しながら色々な方法を試してみるというのが正解だと思います。