2013/09/10

インユーテロ / In Utero みたいな爆裂ギターサウンドをJC120で作っちゃうぞ!その1



さーて

やっとエフェクターの話 笑

皆さんエフェクター使ってますか?

つーか 好きですか?

俺は大好きです

マーシャルとかツインに直でガリッガリに歪ませるのも好きですが

エフェクターで造る

というか

得られる個性ある歪も大好き

時により、思いも寄らないインスピレーションをもたらしてくれるんで

俺からエフェクター取り上げたら
ヤバイです

どんな場合にせよマストですね

とはいえ

ライブでアンプトラブルに見舞われる事が多々あって

そんな時にエフェクターは何にも助けてはくれないので

当たり前だけど

アンプあってのエフェクター

それでも

アンプが飛んじゃうより

エフェクターがいっちゃった時の方が

明日のジョーのあのシーンの様に真っ白になっちゃいます

例えが古過ぎましたね。。。


さて

まずは

俺的なエフェクターの活用指南をご紹介します

まずね

さっきも言った様に

結局はアンプありきなんで

アンプによって

エフェクターのセッティングは当然変わります

というより

状況によって全然変わります

なんで

自分の場合

エフェクターで微妙な設定とかしません

とまあ、どんな場合でも

歪のエフェクターは

ヴォリュームに関してでいうと



フル10(フルテン) 笑



これ古くて申し訳ないですがHateHoneyをやっていた後期頃、10年くらい前のセッティングです。
この時はbig muffのつまみフル10でテープで固定してましたね 笑。
メインギターはホワイトファルコンでのセッティング、サブのジャガーもこのセットアップにそのままつないで使ったりもしてたね。

この時はRatIIが入院中だったかな?たぶん。
microanmpもまだ導入前の時っすね。

注) 他つまみも、ライブ中は脚でつまみを回して設定変えちゃったりするんでこの写真で見えるつまみはあてになりません。

色々と沢山のエフェクターで試した結果、歪エフェクターはVolume/Levelはフルテン!これに行き着きました

歪みはヤッパリ

スマートな音色よりも

ある意味で粗悪で粗暴な方が歪らしいと思うので

この方法が最も歪みエフェクターの粗悪で粗暴な側面を再現してくれるという結論に自分は辿り着きました

それに基づいて設定をいじってゆくと

トーンは使うギターがシングルとかミニハムなんかの場合は
ギターによりますが10〜1時

ハム系の場合は
これも当然ギターにもよるけど1〜3時

で、これも同じく各種ギターにあわせてドライブは9〜12時


曲中で踏む場所は限られていまして

なぜか?

というと

自分の場合

かつてであればクリーンに関してはABボックスでアンプを切り替えていたので

メインの歪はマーシャルで造ってあって、それがジャガーならジャガーの、ホワイトファルコンならホワイトファルコンのストラトならストラトでSGならそれの

「らしい」っていうような

ガツっと歪ませた音っつったらそーだよねっちゅー

差し替えただけでそういう音になる歪量を与えたクランチ的な歪量に固定してあったので

歪エフェクターについては
劇的変化を与える為のものだったわけです

じゃないなら

素直にエフェクターなんて使わないで出したい歪とトーンの得られるアンプ使えば良い話なんで

それに、そんなに微妙な調整しても、ライブにせよ何にせよ、アンサンブルの中に入ってしまうと何らそんな微妙な変化は分からなくなってしまうんで

歪み量の調節ではなくて
やる事は歪みの粗さや荒さの調節がメインです

だから、基本的に歪量はアンプで定めておけばオッケー

で、レコーディングだと
逆にノイズでも出すつもりが無い中では歪系エフェクターは使わなかったなぁと

で、なんで思い返せば

ライブでマイキングやらアンプのセッティングやらエンジニアさんのEQマジックでレコーディングした時に作り込んで録音された、ノイジーでピーキーな音を出したいって時に踏んでたんでこーなったって事かなぁと

まぁ、ライブに限っては
エフェクター全部踏みっぱなしてる曲もあったけど

それは1曲とか2曲くらいかなぁ

なので、歪み量としちゃ実はそんなに歪んでない

そこそこ深めのリバーブが掛かっていたり、荒い歪みを作ってもいたから、凄く歪んでいる様に聴こえたんじゃないかな?と思います。

サウンドの好みは十人十色なんで

さて、でね

その後、嗜好が変わって

ハコ(ライブハウスとかホールとか会場の事)とかリハスタのアンプを使ってライブをするってのにハマってた時があって

要は、出たとこ勝負

だからマーシャルがあるとは限らないし、歪むアンプがあるとも限らない

ま、マーシャルはだいたいあったかな?

でも900だったり2000だったり800だったりそれ以外のモデルだったりで色々

そーなってくると

そのアンプを使って出せる
自分が1番カッコ良いと思える音

それを毎回その場でささっと作って
ライブ中でも気分が変われば設定をいじって変えちゃったりとか

毎回毎回まるっきり同んなじ音でやるのがつまらなくて
そういう事もしていたんですが

そん時にはやはりエフェクターのさっきのセッティングって
ココぞの時にものをいう

歪みのエフェクターって

そのエフェクターの1番荒っぽいところ(分かりやすい特色)を出したければ

ヴォリュームの設定を大きく突っ込んでやって

そこにちょいちょいでドライブ成分を足すっていう

ブースター的?な感じが1番いい感じだと思います

で、そんな俺はエフェクターはだいたいいつも5〜6個

ラットとビッグマフっていう歪み2個にブースターになるマイクロアンプ1個

これを色んなパターンで踏み替えてツマミを足で開いたり絞ったりしながら

ギターのボリュームも絞ったり開いたり

それと

ダンエレクトロのリールエコーにホーリーグレイルっていうリバーブ

時によってスモールクローンってコーラスとかリングモジュレーターとかワーミーとか色々などれかを1個足したり足さなかったり

それもかつての様にクリーンとか歪のアンプ切り替えをABボックス使ってとか最終的にはしなくなって

ギターのボリュームとエフェクターの各種ノブを演奏しながら手や足で調整するという方法に完全に切り替えてました

なので

演奏中にツマミのメモリとか位置が変わらない(固定されている)ものがまず無いという

以前はツマミが動かない様にガムテとかで固定しちゃってたけど

そんな事はしなくなった

これちょっと面白そうでしょ?

だから、好んで大きなノブのエフェクターばかりを使ってました

歪とかリバーブに関しては
エレハモって高い(高価)みたいなイメージだけど

誰もにお馴染みのBOSSの方が高いか、物によってはあまり変わらないし

で、ツマミがデカイから使いやすくて

エレハモとかのゴッツいエフェクターが好きなんですが

で、これ

エフェクターについてとは関係ないんですが…

ありもののアンプをっていうところに関しては経緯があって

随分前だけど、バックヤードベイビーズってバンドと一緒にライブをした時に

そのギターのドレゲンに自分のアンプを貸したのが発端でして

たしか、サマソニの後か何かの夜中にやったライブだったんだけど

彼はギブソンの335だけを持って
メンバーとフラ〜っと現れ

そして他人のアンプで皆の良く知っている彼らしい音で、半端なくカッコ良いライブをしたんです

そんなの見ちゃったら

そもそも大好きなギタリストでもあったもんだから

まぁ、そのスタイルっていうか
影響されますわな w

とはいっても

それを実行に移すには少々数年先なんですが

そんな事からさっき述べた様なスタイルへとその後にチェンジしたわけです

いや、彼も別にいつもそーだったってワケじゃないですけどね
自分のアンプで普段は演ってるに決まってるわけでね

これって先日話したサウンドは〜って話とも繋がるんですが

それは前回話したんで

さてさて

そんな経緯で更にずーっと進みまして

ひとまずで行きついた所が

JCを使ってカッコいい音を造るっていうもので

コレにはエフェクターがかなり活躍するんで

ちょっと長くもなりそうですし、数回に渡ってお送りします

JCいわゆるジャズコーとかっていわれる

ローランドのトランジスタアンプのJC120

ロック少年の嫌われ者
その代名詞といっても過言ではないかと思いますが 笑

自分もあの手のコーラスサウンドもクリーンも歪みも全てが苦手な音というか

むしろ大嫌いでした

10代当時はね

それがね

いやいやチョッと待てと

20代の前半頃に気付いたんです

おめー何言ってんだ?と 笑

で、この段階でJC120に関してこの話に同意した方はアラフォーって世代かな?と思いますが…

俺がJC舐めたらいかんと言っているのは、あの時代のあんなやこんなサウンドを持ち出して言っているんでは無く

あ、好きなバンドいっぱいいるんでそれを否定しているワケではありませんよ

えーっと

新しい使い方というか

とか言っても思い付いたのは20代前半の頃なのでもうそろそろ20年くらい経ちますが…

いやぁ歳くったなぁ 笑

それはさておき

またそれをやってみたくなってその後にソロというかのリハとかライブでまたやり出したんですが

その方法というのが、マーシャルとかのアンプとはまた違った迫力のサウンドをJC120で出せちゃうぜ!っていう方法なんですね

コレには間違いなくエフェクターが大きく影響します

特にRAT と BIG MUFF これかなり肝です

ウソだ〜とか 何言ってんだ?とか思った人ほどお試しなされ!と

で、チャンネルリンクでしょ?たすき掛けでしょ?って思ってるあなたも、それだけなら30点です

って俺何様か?… 笑

でもね

何度もいうけど

このブログでは俺様です! 笑

俺のブログだから

さて話戻します。


そう、まずはそのチャンネルリンクとか「たすき掛け」とかって言ったりするんですけど

その方法も取り入れます

これ、マーシャルのJCM800なんかの900以前のモデルではポピュラーな方法ですよね?

特に80年代とかあたり多かったと思います

JCM900が登場するまでの間
ハイゲインを得るために行われていた1つのポピュラーな手法ですね

仮想2ゲインで歪を得る方法とでも言いますかね

方法は全く同じで

コレをJC120でも行えるワケです

それも結構みんなご存知かと

で、自分の場合

チャンネル1のロウから2のハイに短いパッチケーブルというかシールドでたすき掛け、1のハイにギターからのシールドを繋ぎます

ま、普通ですね

この状態で適度に1と2の音をミックスして造るワケですが

2は歪みのツマミをオンにしてかなり軽く歪ませます

で、ボトム(BASS)については極力抑え目ですが、コレは使うギターでだいぶ変わるので目盛りの目安は何ともいえません

参考までに

自分の場合

弦については

ERNIEBALL ( アーニーボール ) 
SKINNY TOP HEAVY BOTTOM
10-52


全音(1音)下げとなるDチューニングで

勿論それ用にオクターブピッチも含め調整がなされていて

弦のテンションもシッカリ張ってる感じです

ありがちなダルダルではありません

それと弦高は好みでちょっとだけ高めかもしれません

※早弾きとかやらないんでというか興味も薄いっす 笑

あとは特別何か変わった事はない状態ですね

そんなギターを使ってさっきのJCのセッティングを行います

で、ですね

この状態で設定する音は
ざらついた感じでそこそこエッジのある音にしておきます

でもあんまりトレブルはあげすぎず、ミッドレンジ主体の音にしておきます

とまぁここまでは普通です

ですが実はこの時同時に

皆さんやられないであろう
アホの所業ともいえるセッティングが施されています

別にこの方法が取られていたワケではないですが

カートコバーン馬鹿といいますか
グランジ&オルタナ馬鹿な俺は

彼のインユーテロに関する、当時のレコーディングのセッティング解説を読んで、アルバムをどんだけでも聴きまくったあげく

あ!?と気づき

インスピレーションという名の思い付きから編み出した?

いうなれば必殺技的な方法です

コレは機材の利用方法として間違った方法なんで
音の制御が結構難しいんですが

センドリターン

これを活用します

普通に使うんじゃ普通なんで
そーじゃない方法で使います

滑らかな音を期待される上品な方には向きませんのであしからず

それでは次回

その方法を更なるエフェクター解説を踏まえましてお送りします

インユーテロ / In Utero みたいな爆裂ギターサウンドをJC120で作っちゃうぞ!その2

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