2013/09/04

サウンドの個性はメンタルで決まる!




というわけで

ずいぶん開きましたけども


今回は先に伝えたいポイントをザッと…

1、音楽はチームプレイなのだ

2、音の迫力はイコライジングだけじゃ決まらない

3、音を決定付けるのはギターでもアンプでもない

4、個を殺したら音楽は死ぬ

5、迷うくらいなら耳をつんざくほど出してしまえ

ってところか?と。



さて、前回

「プロはどんなジャンルでもサウンドキャラクター/サウンドカラーで選ぶんです」

とか分かった様な事をぶっこきましたが…

ま、絶対とは限りません 笑

そしてプロつったって

まぁね。。。

実際プロってなんだ?とかも思うところがあるわけで

友達からだとしても
チケット代貰ってライブしたら

代金をいただく以上もうそれはプロだと思うワケで

は、今回はまぁいいか 笑

ま、今回はメディアに露出がある様な人をプロって事にしておきましょうか


でね、言いたかったのは

そんな著名な彼ら彼女らの多くは

目的に合った物を
その時々の目的に合わせてチョイスしている(させられてる事もある)んですよって事で

少なくとも、自分が目の当たりにした事のある多くのギタリストは

そして

自分が居合わせた色々な数々の現場では

世界各国の様々なギタリストが、ライブの現場でさえ幾つものギターを用意して使い分けていたりとか

ま、1本でアンプ直イッパツ!って感じでやり切るっていう人も稀にいるけども

なんかリポDみたいでダサい感じの表現だな…

ん、まぁちょっと良い表現思いつきませんが

ん〜 でね

ほんとそれは稀で

そんな彼らもレコーディングはそうじゃなかったり往々にしてあるわけ

そこは前回触れたとおり


もちろん彼らも、プロだとか、そうじゃ無いとか度外視で欲しいと思った物を買っちゃう事もあるのですよね


「スゲー!これ超歪むぜー!ヘビーな音が出るー!欲しい!」「おーカッケー」とかって買っちゃたり作ってしまったりとか

そんなギターの所有の仕方をしている事もあったりはするでしょう

なにも玄人目線の拘りだけでギターを所有するとは限らないってワケです

ノリや思いつきで手にする事はありますよね と

で、まぁ自分もそんな事ありまして、見た目でって時も全然あります

で、そんなギターを実際にライブなりレコーディングの現場で使う事も往往にしてあったりとか

気分、言い換えれば気持ちって大事です

それこそ結果的に僅か数万円のギターを使うことだって

漫画みたいな話もあります

漫画が先か事実が先かは置いといて…

粗大ゴミの日に無雑作に放置されてたギターを拾って来てズーッとメインの1本にしていたりもしちゃうわけで

そりゃ俺だけか?  笑

で、まぁ真面目な話しに戻すと

それでも意識というか
使うにあたって絶対的にタダのそれとは違う点がある

というか、意識するからこその違いってのがあって

それは

驚くほど出音が違う

もしくは

バンドアンサンブルで鳴らされて響いてくる音が全然違うというか

同じ低価格な市販の量産ギターだったとしても

ビックリするほど違う

上手いからっていうんじゃないんっす

テクニックが凄いからとかも
また全然違って

その前に大前提が違うっていう

自分も、同じ市販品なのに、何で自分はこんなに音がショボいんだ?

迫力が無いんだ?

やっぱり演奏力なのかーーー!?

何でだーーー!?

と大いに悩んだ経験があります

ま、これは色々な沢山の要因もあるのと、エンジニアさんが素晴らしかったり、お付きのギターテックさんやなんかのプロの方に依頼して調整してもらっていたりとかもあるしね とかで

今からいう事が全てとは言わないけれど


とはいえ

これを押さえていれば良い

というようなポイントがありまして

あ、教本なんかではそんな事いうと問題あるんで言われませんけど

俺は思うね

才能とかも関係ない


そもそも才能なんて誰がそんなもん分かるんだ?って

おぉ神よ って存在かお前は…

と、すぐ才能とか口にする事には違和感があるんですが

ま、ほかには

テクニックを身につけたり
ギターの演奏技術そのものを何倍もレベルアップしなくてはいけなかったり

ウンチク(理論)が必要とか

勿論それも大事ではあるけど

それじゃ生涯をかけてみたいな話になっちゃうんで

直ぐに実感できる何か?

を、誰しもまずは得たいところじゃないですか?

あるんです

あ、なんかの勧誘じゃないいすよ…

というか

俺はそー考えてるってところで

気になった人には是非試して貰いたい事を紹介しようと思います。


なーんだ って思えるくらい
そんなのわ〜 って思っちゃうくせに

あまり皆実践しない事です


えーっとですね

「アンサンブルの中で自分のギターの音をどう存在させるか?」

を考える事

あ、やべぇ

まともな感じ過ぎて浅くてつまらんなこれじゃ。。。

えーっと ですね

ちょっと深く説明してゆきます
これ、自分の経験に基づいての話しです。

なので、初心者だとしてもついてこれるし実践できるんじゃないかな?

むしろ凝り固まってない時期の人の方が響く話しかもしれない

さてさて

未だにこの考え方で絶対的にスンナリと最良・最高の音を出せるっていう方程式みたいなものを見つけるまでには至っていないものの

これって個性あるサウンドを出す秘訣にも通づるというか

ま、好き嫌いがハッキリ別れる音になる事もあるんだけど

実はそれが大事でして

そして、それが全てというか

高価な機材の必要性もないし

実際に4、5万円のギターと
出先にあった有りもののアンプやなんかと
中学生がちょっとお小遣い貯めたら買えるようなエフェクターでサポートの仕事や、レコーディングなんかをした事もあります

弦だってズーッとアーニーボールだし

とにかく高価なものは要りませんから

中高生のバンドマンでも叶います

※ちなみに良い音ってのとカッコ良い音はまた別物ですよ

でね

皆がついつい囚われ過ぎて楽器どころか音楽までつまらなくさせてしまう様な個々の演奏力への過剰で執拗なほどの

シンドローム的な

意外と我こそはリスナー!って人の方がそこ強く拘る方多いのだけども…

ま、それも置いといて

練習とかテクニックを磨く為にする練習ていうより鍛練(たんれん)って呼んでもいいレベルの練習…

これを俺は

練習の為の練習と読んでいて
今までホントに役立たなかった事の内の一つ

そこで、あえてもの申す。

俺のブログなんでそこは自由意見をと 笑

違うと思えば、そんな人は違う方法や持論を考えてみれば良いだけの事なんで

自由に勝手に書きます。


 大事なのは

まず音そのもの

それも

誰にとってじゃなくて

自分にとって最高にカッコいいと思える音を見つける事

更に

バンドとして固まった演奏ではなく

固まった音=サウンドを出す

これ

個々に個性あるサウンドだとして

全体のサウンドの方向性というか

同じ方を向くっていうか

それこそがバンドの醍醐味だったりもして

バンドで作るのは

まとまった演奏なんかより

カッコいいサウンド

こっちのが大事


これさえあれば鬼に金棒ってやつです

そこをクリアしてしまえば

アンサンブルなんていう難しい言葉の事だって結果的にクリアできてしまいます

というと話が大きくなってしまうんですが…

ん〜

有名・無名問わず

皆がプロだと思っているミュージシャンの多くは

音に個性を

言い換えると

性格?かな?

嗜好と呼んでもいいかも

持っているそれをシンプルにぶつけているという感じ?

そしてぶつかりあってまとまる

極論を言うと

その個性の部分だけが突出した音が作れてしまえば、それが演奏や曲の情景としてもつたわって

もうそれだけでOKと言いますか

それだけ、何は無くとも音なんだと

ついでにいうと

ここで言っているアンサンブルの多くの意味としては

簡単な表現が見つからないんだけど、、、

あ、ちょっとまった

演奏が上手いに越した事はないんですよ?

ただね、演奏よりも楽曲への影響度が格段に高いのがサウンド

それがバンドで確立されると

特にバンドの場合

唯一無二ともいえるオリジナリティが生まれるってわけで

目を向ける先を

1人部屋でも出来る練習から

バンドじゃなければ出来ない

1人では出来ない

そんな事に目を向けると

経験すると?とかかな

ギタリストであればギターの音が一気に様変わりする

というか

もっと恐れずに言い切ってしまえば

音楽は

どんな音が鳴っているか?

どんな音で鳴らされているか?

で、それがどの様に共鳴しあっているか?

それこそが

重要なポイント

っていうより

ロックバンドなんてそれが全て
それ以外にありますか?

とか言ったら怒られるかな?

でも色んな素晴らしいバンドを色んな場所から沢山の現場で観たり聴いたりして来たけど

ほんとにそれ次第で曲やバンドの印象が決まってしまうといっても過言ではない現実を体感したのは事実で

こんな話をするのって

縁あって、フジロックとかで名だたる世界の有名バンドを間近でというかステージ脇や裏からだったりとか何度も観ても来たけど

ルックスや雰囲気とか

花があるとかないとか

オーラがどうとか

それらと同じくらい

実のところ演奏力以前に絶対的に大事な事が「音」だと突きつけられたというか

その時の自分とは圧倒的な違いを感じもしたなぁと

でもそれって、センスとか才能でしょ?

って思われがち

でもね、さっきも言ったけど
そんな事ない

彼らが得意で

そうでない人が苦手なのは

音で自分を強烈にアピールする事

で、だから具体的な方法は何だよ?って読み進めて来たあなたに申しげます

批判されるほど自分勝手な音をまず出してみなさいな

するとね

見えて来るんですよ 自分の音が

誰でも取り組めて
今からでも出来て
意識しただけで

確実にその直後のサウンドが今までより格段に様変わりするほど

これは

どんなに演奏技術が素晴らしくても

サウンド次第で全て台無しになる事はあって

ま、どっちも素晴らしいのが1番だけど

が、、、

素晴らしい

とか

カッコいいサウンドそれだけでも

充分最強の武器になり得ます

ぶっちゃけいうと

演奏がさほどでも

台無しって事はかなり少ない 笑

「目的に合った物を
その時々の目的に合わせてチョイスしているんですよってところ」

と話は繋がりますが

自らの目的にそって、ギター選びさえもこれ弾きたいって選べば良いんです

まずこの熱さが生じないギターではカッコいい音も迫力あるサウンドも表現されません

理由は簡単

気持ちも気分ものらないから

機材の前にメンタルです

だからする事はただ一つ

このギター持った自分は最強!

ってテンションで

思い切った音を一回は出してやらかしてみよう!!!

これです

「自分の立ち位を決めたら振り切る」

で、その後で良いから冷静になって自己分析してみる

やり過ぎてごめんね?って気持ちで w

すこーし周りの音に気を配る

大胆に見えるあんなミュージシャンやこんなミュージシャンも

こんな感じで自分のサウンドの抜けるポイントをアンサンブルの中で探してたり

するかはわからないですが

ようは

一回これ最高って自己中な音を体現しないと

自分が音のどこにコダワリがあるのかが見つけられないんです

逆にいうと

これで自分の志向の特徴がわかるんで

あとの無駄の精査、他のパートの邪魔になりつつ自分の特徴には不必要な点が見えてきます

他の楽器の邪魔にならない帯域を探すとも言い換えられます

なんて難しい話はまぁいいか

個性という芯を残して他を削る音作り?

そして

ギターという存在以外のボトム領域は削ってしまいましょう

ギターの低音が出ないのは往々にしてピッキングのせいでございます

これはまた今度の機会に話すとして

あぁ… 話しがどんどん長くなる…

あ、で

最低限でかまわないので演奏のタイミングを合わせようね

これはさすがに大切です 笑


ま、でもまずは最低限でも良いかなと

で、更に乱暴な言い方をすれば

基本的にモタったり走ったりしちゃいながらも飛び出す瞬間だけは皆で一緒にお願いします。

ココ!!っていうタイミングであっていれば音の迫力やカッコよさは充分表現出来ちゃう

だからココ!って時だけ合わせてあとは突っ走ちゃう!

なんていうそれでも良いと思います。

そういう演奏やサウンドで世界を変えたバンドや音楽は沢山あります

あ、これ主にロック分野の話です

他ジャンルには当てはならない事が多いかもしれませんが

でも、まぁ…

ん〜

意外とね その他のジャンルでもあったりして

どうかな…

まぁ

もうちょっとそれっぽい表現で言うなら

タイム感とか

皆が憧れるグルーブって表現かなぁ?とかなるのかもしれないけど

俺もグルーブなんて良くわかりません 笑

そこまでじゃなくって
しっかりスピリットを持って音を出せさえすれば全然OKだと

まぁ俺は思っております

それにね

結局は人間関係なんで

もともと反りの合わない人とはバンドやったりしないと思うんですよね

だからかなぁ?心配しないでも自然と演奏なんて合いますよ

合わなくなってきた時は

人間関係もギクシャクしているハズです

とちょっと逸れましたが…

ここでもやはりメンタルが音にかなり影響するのはお分かり頂けたかな?と

コレがカッコいいギターサウンドや迫力ある音として自分のサウンドポジションを確立するコツです

あ、でも勘違いしないで下さい

メンタルをマッチョにせいというわけではありません

正直な音を出してみよ!という事です

スポーツでいうメンタルとは違います

遠回りの様で、1番の近道になる方法それがこれです

色んな理論とかも学校で勉強したけど

結局はこんな事ばっかりが役に立って来た

という経験に基づくお話でした。


さてこれをギター選びとエフェクター選びの基本に役立てて、オリジナルな「お、これ誰々のギターだ」と一聴して分かる様な音を目指してみませんか?

次はアンプやエフェクターを題材に、「汚い歪が実は正解」を書き綴ろうかと思います。


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