2013/05/02

iMaschine by Native Instruments



Native Instruments iMASCHINE
もう当たり前となってきたスマホですが
音楽好きやミュージシャンの人達の利用が多いであろう端末といえば
AndroidよりもAppleのiPhoneではないでしょうか?

タブレットであればiPadiPad mini なんかも
やはりAndroid系よりはそれらの人達には人気が集まるところかとも思います。

そんなiPhoneを始めとするios端末ですが

これらって、もう大半のミュージシャンや音楽好きの方にはお馴染みでしょう
インストールするアプリ次第でDawやシーケンサーとして本格的なポテンシャルも発揮できてしまうという
無限の可能性?をも秘めているというそんな端末だと思います。

それに

音楽 音源制作系アプリを探せばそれこそかなりの数が存在するのは周知の事実ですよね?

とはいえ、欲張りな事を言えば
そこはやっぱりiPadに任せたほうがディスプレイサイズを考慮すると
iPhoneだと、たとえiPhone5だとしても少々苦しい実状もあるものの
入門編とも思えるGarageBand なんかはiPhoneでも充分楽しめるDaw系アプリではないか?と思います。

ですが

今回お勧めするのは
どちらかといえばシーケンサーに近い?でしょうか?

有名DJの使用でもお馴染みのソフト「TRAKTOR 」でもお馴染みの
Native Instrumentsというメーカーからリリースされている

「iMaschine」というアプリ

この音楽アプリの正体は

これもまたNative Instruments から発売されているMaschineというものがあります。
価格としては、基本的な物で楽天などのウェブ通販で旧式のものになるのかな?3万円辺り~というような値段で購入できます。
最新版の定価は¥62,800、MIKROシリーズが定価¥36,800となっていますね。
これは、音楽ハードウェアとソフトウェアが一体になった製品で

言ってみれば

Daw/DJソフトとその専用コントローラーがセットになっている製品とでもいうものといえば分かりやすい?でしょうか?

トラックメイクやビートメイクに活用できるものです。


詳細:NATIVE INSTRUMENTS MASCHINE
と、そういったものなんですが

iMaschineはその補助アプリ?外部アプリ?超廉価版?とでも言いましょうか
デモやアイディア、フレーズをiPhoneやiPadでタッチ操作を使って記録/録音
こういうのもスケッチとか言ったりするんですけど
そうやって仮作成したソースを、母艦となるMaschineへ同期やエクスポートして
本格的な編集・リテイクを行い仕上げるといったMaschineの補助的な役割を担うアプリといった認識や触れ込みではあるんですが

実はこれ

そんな事ないんです

母艦となるMaschineを持っていなくてもかなりのところまでやれてしまいます。
やり方次第ではiMaschineだけで完結させてしまっても問題ないほどの物だって夢じゃありません。

使い込めば使い込むほどといった代物ですね。

と、まぁ実際かなりあれこれと使い込んでいるワケですが

コチラでそんな諸々を公開もしているのでご参考までにどうぞ
Mitsu.JEANNIENITRO OFFICIAL Soundcloud

自分の場合は、今のところループサンプル作りに大活用中です。
好みとしてはあまりクリアすぎないものに仕上げる事が多いのと
変にキレイに音像のマッピングはしません。

あくまでも好みの音に仕上げているだけですので
それ以外の方向性のサウンドで音源ソースは構築できないのではないか?と誤解なされぬようお断りしておきます。

まぁそんなiMaschineなんですが
リアルタイム操作を行えば、KORGのカオシレーターの様にiMaschineをインストールしたiPhoneをDJセットに取りいれちゃう
そんな使い方までも出来るというか、本格的すぎる音楽アプリに様変わりという物なんです。

更に、先ほど挙げた様に
本家Maschineをお持ちでなくともsoundcloudアカウントさえお持ちであれば
iMaschineで作成した音源ファイルをそのまま気軽にsoundcloudへ公開も出来きてしまうし
エクスポートの項目でMaschineの方を選んでそのままエクスポートを行うと
プロジェクトに使用したサウンドソース(ファイル)はもとより
レンダリング/ミックスダウンされた形(ちょっと音質おちます)で音源ファイルを一緒に
自分のiTunesアカウントへzipファイルでまとめてエクスポートしてくれます。

このiTunesアカウントを利用したエクスポート設定方法については
また別記事でご紹介いたします。

これでiMaschineから吐き出した音源ソースを近年人気のAbleton Liveや前述したTraktorなどでも
さらに編集したり、拡張してもっともっと本格的な音源に仕上げる事なども出来てしまいます。

そして、そこまで出来てのこのiMaschineの値段ですが

なんと¥450!(Garagebandと同じ値段)
有料とはいえこの値段でここまでできちゃうというのはかなり驚きのアプリです。

とはいえ

本格活用にはそれ相応の楽曲製作知識やデジタル音楽 音源制作のスキルは必須、、

それと

やはり、トラック/ビートメイクをするにあたり
iMaschineに使うサンプルソースやプロジェクトの数がデフォルトのバリエーションだけだと物足りなくなるのは事実で

自分の場合、iMaschine用にリリースされているサンプルファイルやプロジェクトを定期的に追加購入しています。
これはiMaschineアプリの中から簡単に購入できるのでオススメです。

また、それらの値段もかなりお手頃で

¥85から高いものでも¥250といったところです。
好みのジャンルの音色を色々と購入しておくと良いかと思います。

いま現状リリースされているものを全て購入したとしても
iMaschineアプリ本体と合わせて¥2,000未満程度ですから
本格活用が出来るアプリとして考えれば
自分としてはこの時点でGaragebandの遥か上を行く感じですね。

※本家Maschine用パッケージよりはさすがに1パッケージあたりの音源数やセット数がかなり少なくなるのは事実です。


ですから、音を出して遊ぶ

確かにそれだけでも簡単に楽しめるというタイプのアプリですが
真髄はそこではないので、音楽系のパッドアプリで遊びたい程度というユーザーには
正直なところ¥450となると値段的ハードルが高く、かなりの割高浪費ですね。

そういった方の場合は、無料で使えるシーケンサー/ドラムマシーンアプリなどの方がお手頃かと思います。

でも

ある程度本格的に曲作りの楽しさを学びたい・楽しみたい
ただし「簡単に」という方であればGaragebandでしょうか?

ですので、あえて言い切りますが

iMaschineは玄人向けです。

なんで?

それは

Garagebandの良いところは、とっつきやすさと色々な事ができるというか詰め込まれています

でiMaschineは

はっきりいって使い勝手としてはそこまで親切ではないし、ある意味決して簡単ではありません。
そのままなんとなく使ってもかゆい所へは手が届きません。

ですが

シンプルが故にアイディア・発想次第でかなりの拡張性が望めます。
色々親切でなく出来すぎない代わりに縛られないという印象でしょうか?

たとえば

エフェクターについて、そもそも知識が豊富な方であれば
操作がシンプルなおかげで、1つのエフェクターでかえって多彩な音作りやアイディアが楽しめますし
様々なサウンドスケープを表現できます。

これが良くあるパターンだと

スイッチ1つで決まりきったパターンとはいえ
色々な固定プリセットパターンを利用して簡単に色んなエフェクトをかけられます!

なんていうのがありますが、逆に言うと

それ以外出来なくなってしまう…

そんな事が多いんですね

これギターのエフェクターなんかに多いんですが
ほんとコレまでの経験からいうと
そういうものって外れなんです

そんな点などからも

不親切とはいいませんが
アイディア・発想任せでシンプルなものほど実は実用的という
ただ、そこには知識と見識は必要だよ!という
「単純なお遊びアプリじゃない」

それさえクリアできていれば
相当本格的に活用できてしまう奥深さがあります。

ですから、それが故に玄人向けという事を述べてみました。

逆に入門的なものほど色々出来なければならないものです

とは独断と偏見があるかも知れませんが…
あしからず。。

それはさておき

という事で、今後は追って実際に日々本格活用を行っている様子?や
その方法なんかも紹介しようかと思います。

以下iMaschine by Native Instrumentsのオフィシャル動画です。

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