2018/11/11

ボスのBD-2(ブルースドライバー)をレビュー シングルコイルとBD-2の相性を探る



前回に引き続き、手ぶらでスタジオへ行きスタジオのレンタル機材でどこまでできる?を遊んでみた企画?の続き。



前回のものは結構歪ませていたのもあって、iPhoneで特別なマイクも使わずそのまま録画したものなので、余計に凄まじくノイジーな音となっていましたが、まぁ出してる音色だとかもBD-2の極限?限界値?までをというところと、レベルフルでアンプに突っ込むっていう使い方を紹介の意図もあったのでああいう感じでした。

今回は同じ日に撮影した同条件下の動画ではあるものの、どちらかといえば多くの皆さんが使われているようなセッティングとか使い方で弾いているものになります。

なので、いくらかは音がましになっているかとは思います。
使用ギターからシールドやら何から何まで先日のもとまったく同条件です。

フェンダージャパンのストラトでシングルコイルとBD-2を鳴らしてみるというところは同じですが、印象は全く別の機材という感じになりますね。

前回は、昔のマーシャルの様な粗暴な音を出すために、レベルをいっぱいで突っ込んで、ドライブをさらに少し足してジリジリ加減を加え、BD-2のレベルを上げてtwin ampにつっこんでいるので、アンプのボリュームが今回と同じ4程度でも音圧・量ともにかなり違ってきているという感じです。

それに比べればだいぶ大人しい音ですが、本来のブルースドライバーの持ち味が良く分かりやすい形に撮れているのではないか?と思いますので、ご参考までにと思います。

世の皆様のほとんどの方々(プロも含め)はこの使い方なのではないでしょうか?といった感じです。

シングルでもハムでもブライト音を出すのに最高の相性とパワーを与えてギターそのもののポテンシャルをより発揮してくれるエフェクターといえます。

アンプライクな使用感で実際に音もアンプのそれにとても似ています。
フェンダーアンプを模しているのでしょうか?

よく言われるようにジャキ、ギャリといったなかにも独特な艶感のある音を出してくれます。

また、それと反対にギターのボリュームを1メモリ程度絞ってあげて使うと、そのトレブリー加減を落とす事ができ、ミッドレンジを少し押し上げたような歪を出す事も可能ですし、さらにボリュームを絞ってゆけばジミヘンのクランチの様なああ云ったニュアンスの音も出せます。

ギター本体の操作への音の追随性も抜群です。

ただ、自分は、これをするならそもそもエフェクターは使わずアンプで出す事を選ぶタイプですので、どちらかといえば先日の様な使い方をするためにBD-2をボードに忍ばせるという感じでした。クリーンなんだけど粗味を付加することのできるブースターという扱いですね。

フィードバックだとか意図的なハウリング、前衛的なノイズを出したいとき、又はソロでのびやかで、程よい野太さのあるサスティーンを得たい時の歪のちょい足しという感じでしょうか。

プレキシマーシャルの様な粗暴な音を出したい場合には多少クランチ気味のアンプへBD-2のドライブは少しだけで、レベルをいっぱいで突っ込んであげれば出せます。

というように、定番な使い方の中だけでの使い勝手の良さだけでなく、あらゆる使い方のできる万能歪エフェクターといえるでしょう。

まぁ何にせよ、今回の動画はごく一般的な使用例としての紹介レビュー動画になっている感じです。使ってみたいなーとか買おうかなーと思っている人には両極端な使い方を2回にわたって紹介した感じですので、普通の良くあるレビューとは全く違った面白い参考例として活用していただければと思います。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。